なんてことのない日々

つれづれなるままに、思ったことを書きましょうかね。凝った構成はやりません。インデックスとか。そんな時間はかけたくないので。ほぼプレーンテキストでやっとります。肩のこらない書き方をしている結果、肩のこらない読み物になってるかな。あまり強く批判めいたことは書いてないつもりですが、好きなモノ・コト・人を悪く言ってたらゴメンナサイ。個人の感想です。読み飛ばしてください。

【映画】「時計じかけのオレンジ」鑑賞(家で)

時計じかけのオレンジ

 これ、2009年に英国ガーディアン紙が発表した、「英ガーディアン紙が選ぶ必読小説1000冊」(Guardian's 1000 novels everyone must read: the definitive list)にも原作が挙げられている小説の、映画版。これまた近所の図書館にあったDVD借りてきました。若い頃、借りてきて夜観たような気がしたんですが、違いましたね…。1ミリも記憶している部分がありませんでした。

 またキューブリック作品ですね。もうキューブリック作品を置いてないのでこれでキューブリック作品はおしまいかな。例によってネタバレを含みます。

 主人公のアレックスは不良。徒党を組んで他のチームと喧嘩したり、強盗に入ったり。

 ある晩、強盗に入った屋敷で、過失でその家の老女を殺してしまい、逃げようとしたところを仲間割れで殴られて取り残され逮捕。投獄され、懲役14年の刑に。

 服役して2年経ったところで刑務所を視察に来た内務大臣に選ばれ、矯正施術を施されることに。

 2週間の施術により、アレックスは暴力的な衝動や性行為に及ぼうとすると嫌悪感・吐き気を覚えるように。関係者の前で2種類のデモが行われ、晴れて無罪放免。
 って、自宅にそのまま帰るんだ?家族もそのまま元いた家にいたんだ!?

 とはいえ、自分が元いた部屋には下宿人がいて、2年契約済み・家賃も前払い済み。下宿人と口論し、家を出ていくアレックス。

 川沿いでホームレスの老人に小銭をせびられて渡したら、その相手は以前暴行を加えた相手で逆襲にあう。老人に囲まれ、袋叩きにあうアレックス。その騒ぎを警官が止めに入るが、その警官はディムらかつての悪さした仲間たち。悪ガキがそんなにあっさり警官になれるもんかのぅ。

 元仲間の警官たちにもてあそばれ、ボロボロのアレックスが助けを求めて逃げ込んだのは、かつて強盗に入った作家の家。襲われた作家は車椅子、犯された妻は死去。作家は助手に命じて介抱してやるが、相手が誰だかわかっていて、協力者に連絡してアレックスを移送・監禁。好きだったが今は苦痛となった第九を階下から大音量でかけ、苦しめる。

 アレックスは窓から飛び降り、自殺を図るがあちこちを骨折するに至り治療へ。その頃にはアレックスが受けた施術が非人道的と政権に批判が集まっていて、アレックスには同情的な見方も。そこへ大臣がやってきて、補償をする代わりに政権のイメージアップのための協力を申し出る。請け合うアレックスの脳裏は元に戻ったような暗示が…

 ということで、文字だけだと「んん?」って感じもしますが、映像がキューブリックらしいですなぁ。冒頭のミルク(のカクテル?)を飲ませるバーの内装・家具がもう変だよ。寝にくそうなアレックスのベッドのシーツとか(3Pやるシーンでははぎ取ってますねw)。そして作家の家はめちゃめちゃおしゃれだし、捕まるきっかけの家のオブジェはもう…なんなんでしょう。

 やたら裸体が出てくる映画でもありましたね。「ターミネーター」の冒頭みたいに、上映した当時はあれですかね、ヘアの部分はピンクぼかしでもされてたんでしょうかね。

時計じかけのオレンジ」とは「表面上はまともに見えるが中身は変」という元々ロンドン東部の労働者階級が使っていたスラングから来ているらしいですね。あまりまともに見える人物はいなかったように思いますが(笑)。施術後のアレックスのことですかね。

 主演のマルコム・マクダウェルはこの後あまりパッとしないですねぇ。本作が強烈過ぎたのかな。

 上でも書きましたが子が殺人事件を起こしても親たちが住んでる家は変わらないとはね。日本なら一家離散級だけどな。現実もそんなもんなんだろうか。

 原作があるものだけど、キューブリックの世界観にハマらないと高い評価とならないかも。7.0/10。

【追記】

アルトラとかトルチョックとかインアウトとかの単語もわざわざ造語して一体何なのかしら?

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