なんてことのない日々

つれづれなるままに、思ったことを書きましょうかね。凝った構成はやりません。インデックスとか。そんな時間はかけたくないので。ほぼプレーンテキストでやっとります。肩のこらない書き方をしている結果、肩のこらない読み物になってるかな。あまり強く批判めいたことは書いてないつもりですが、好きなモノ・コト・人を悪く言ってたらゴメンナサイ。個人の感想です。読み飛ばしてください。

【映画】「怪物」鑑賞

ポスター画像

 24日土曜日は午後まで取引先との用事があって、終わってから滑り込みで17時台の回のチケットを取りました。

 TOHOシネマズのシネマイレージが6つ貯まり、無料鑑賞です♪

 134名入りのハコで残り3,4席といったところ。盛況?です。前の方、横の方ということで好みのポジションではないですが贅沢は言っていられないといざ鑑賞。例によってネタバレ含みます。

 「芥川龍之介の『藪の中』(映画「羅城門」の原作はむしろこっち)のような話」とはなにかで読んで観に行ったのだが実際すごかった。俳優陣の演技がすごいですね。特に田中裕子が怪演と言っていいレベル。孫を喪った覇気のない校長先生かと思えば保護者の座る位置からその孫との写真が見えるようにセッティングしたり、スーパーで走り回る子供の脚ひっかけて転ばせたり、みなとの贖罪を受け止めたり。すごかったです。

 話は序盤、シングルマザーが息子の異変に気づき、問い詰めたら担任からの暴力を知り学校に乗り込む。対応に不満を持ちつつ引き上げるも、ふたたびトラブル、ふたたび学校へ。

 結局担任は学校を追われ(たと思われる)、直後台風が街を通過した朝、息子はいなくなっていて、母は以前息子を見つけた廃坑を目指す…

 ここから視点が別の人物に変わっていき、最初の主題の印象がだいぶ変わってくる。
・あれ?担任(永山瑛太)いいやつじゃね?なんで飴食った?
・「お前の頭の中は豚の脳みそだ」って言ったのは星川君の父親じゃん
・あの娘はなぜ担任をはめる様な言動をとった?死んでた猫、移して埋めてるってことは娘が見つけた方が先?
・みなと君の好きな子って↑の娘?(3回くらいは接点が描かれている。乏しいが)
・星川君にみられる火傷の跡は自傷?父?
・火事は登場人物とは関係なかったのだろうか。古そうとはいえ、鉄筋コンクリート造にしては燃えすぎとは思うけど

 などなど、細かい疑問点はたくさんありますが、どうやらギフテッドな星川君はいじめられているけどみなと君はだんだん仲良しに。彼を守る上で間接的にやった行為の結果負ったケガなどの言い訳に担任を使っちゃったのかな。

 担任もちょっと変わった性格(大人に対して)だったので割を食った感あり。クラスのいじめをみつけられなかったという意味では、彼にも落ち度があったのかな。

 縦書きの作文の横読みで子供2人の友情を描くなど芸が細かい。「メメント」などだとDVDには時系列順バージョンが収納されていたりするが、本作も何度か観るか時系列順を観るサービスが欲しいところですな。

 子供2人が山野を巡るシーンはとても美しかったですね。

 スッキリした鑑賞後感ではないですが面白かったです。8.0/10。TOHOシネマズ梅田にて。

gaga.ne.jp

次は、ノーランの新作「オッペンハイマー」かな?

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