なんてことのない日々

つれづれなるままに、思ったことを書きましょうかね。凝った構成はやりません。インデックスとか。そんな時間はかけたくないので。ほぼプレーンテキストでやっとります。

【映画】「アムステルダム」鑑賞


 「大ヒット上映中!」とか言いながら、すでに日中とか、18時くらいまでの回しかないじゃないか~!出遅れた…
 出張帰り、伊丹空港からの帰り道に観ることができました。

 第一次世界大戦で負傷したバート、ハロルドに前線で看護婦として働いていたアーティスト・ヴァレリー。治療後の療養先であるアムステルダムで楽しく過ごしていたが、やがてバートは帰国して開業医に、ハロルドは弁護士に。

 ある日ハロルド経由で依頼された解剖の対象は、戦時の上司だった将軍。毒殺を疑った娘が依頼主だったのだが…

 ということで例の通り若干のネタバレを含みます。

 豪華なキャストの無駄遣い!w
テイラー・スウィフトがチョイ役とまではいかなくても序盤で非業の(そして無惨な)死を迎え、クリス・ロックってあの(ビンタの)クリス・ロックだよね!マイク・マイヤーズはエンドロール見るまで気づかなかった…。ラミ・マレックは前作に引き続きクセ強めの役ですね。アニャ・テイラー=ジョイはこの目離れ具合、どっかで見たな~と思ったら「スプリット」「ミスター・ガラス」に出演。ああ、あの誘拐されて殺されそうだった女子高生か。ここまでは良かったのですが。な、なんと、「アンブレイカブル」にも出ているではないか!ブルース・ウィリスの息子役同様、当時子役じゃないか!もう一回ミネバ・ザビ

 主役級の3人は華というか、オーラありますね。デンゼル・ワシントンの倅は「テネット」以来。相変わらず親父に似てない。アメフトやってたせいかより精悍な面構えですよね。クリスチャン・ベールはあのボサボサ感がいいですね。ブルース・ウェインの時とは別人です。マジで。義眼が動いたり動かなかったりの演技が(地味に)すごいと思ったのですが、そもそも義眼は動かないんだよね?マーゴット・ロビーはなんですかあれ、美しいですね。顔のパーツがいちいちゴージャスですがくどすぎないというか。「昔の美人」感が作中の時代ともハマってました。
 大御所デ・ニーロは久しぶりに見ましたが80歳前後?に見えないですね。毛量とか。モデルとなった少将のスピーチそっくりに仕上がっているのをエンドロールで見ました。映画:将軍、モデル:少将なのでそこまで似せなくてもいい気がしましたが「細部に神は宿る」模倣することでリアリティが増すのでしょうなぁ。

 戦間期アメリカでこんな民主主義の危機があったなんてしらなんだって感じですが、先だっての米議会議事堂襲撃事件のように民主主義というのは盤石なものではなくふとしたことで瓦解する可能性を孕んでいるということを今だから伝えたい映画なのかもしれない。ちょっと解釈が現代文の時間みたいになったかしら。

 それにしても最近は実話を元にした系を観る割合が増えているような気がする。マーベルとかはもう(っていうか元々)いいしね。
 次はなんじゃろうか。「アバター」続編を観るにはもう歳をとりすぎたかなぁ。映像のクオリティはいいけれど…。

 8.0/10 使徒がにらみつける109シネマズ大阪エキスポシティにて。

 今週のステーションシネマをチェックしたら21時の回に移ってました。なーんそれ。

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