高校野球にはほとんど興味がないのですが、高校サッカー選手権は'90年代から、1回戦から観ている時期が長かったのです。
最近は時間がなくて、準々決勝くらいからですが。
そうしたら、帝京長岡高校が仙台育英高校を破り、新潟県勢初のベスト4進出したというではありませんか!
母校でもなんでもありませんが、こんなこと、次にいつ起こるかわからないので観に行くことにしました!
11:00浦和美園駅初上陸。高橋先生のステンドグラスが迎えてくれます。
駅出てすぐのコンビニは外まで30人くらい行列が。すごい人気ですね。
10分位歩くと埼スタのゲートに高校名が。おお。
そして現れる埼スタ。でかい。我らがビッグスワンは42,000人くらい、埼スタは63,000人とか。納得のでかさ。
そして指定席のバックスタンドへ。近い!やっぱり専用スタジアムは違うね~
そうこうしているうちに12:05キックオフ。前回優勝高、青森山田のワンサイドと思っていましたがあにはからんや試合は帝京長岡ペース。
前半10分の間に決定機が4回も。あまりの決まらなさにじれていたらすごいゴールラインギリギリからのすごいセンタリングで青森山田が先制。その後も決定機は帝京長岡がつくるものの、ゴールは割れず。
後半は開始早々に青森山田がエアポケットのように追加点を決める。
帝京長岡とは対照的に、少ないチャンスを確実にものにしている印象。
その後もチャンスを作り続けた帝京長岡、77分に遂に1点返すも、その後は青森山田のほぼ全員が自陣にいる守備的陣形を取られ万事休す。
シュート17本で得点1という、昔の日本代表のような決定力のなさがあだとなった。
それでも1.5列目あたりまでの展開は素晴らしく、狭いところをすいすいドリブルであがっていったりパス交換したり観ていて楽しいサッカーだった。
下部組織の長岡ジュニアフットボールクラブの効果すごい。幼稚園から一緒にサッカーしているメンバーがいるってすごすぎる。
調べると20年以上、高校サッカー選手権では連覇が出ていないとか。それだけレベルがフラット化しているのか、飛びぬけた選手はクラブに入っているということか。全盛期の帝京や国見、東福岡には憎たらしいほどの強さがあった。
今の青森山田にそこまでのものは感じないが、選手権やインターハイ優勝を重ねて試合の勝ち方はかなり体得していると感じた。
後半は省エネできたから2日後の決勝も有利であろう。
帝京長岡、この経験を糧にまた決勝を目指して頑張ってほしい。
「決めてほしい」が最低3回、キーパーのファインセーブが最低3回はあった試合だった。これが初準決勝の重圧だったのかも。
GKブロック→再度ブロック→ヘディングをMFがクリア、なんてシーンすらあった。
アルビの試合だったらブーイング出てるかもね。
J2内定している選手達、大学に進学する選手達、新天地での活躍をお祈りいたします。
天気も良くて風のない観戦日和。負けはしたものの内容には満足の観戦となりました。
青森山田の選手のロングスロー、すごかったな~。ゴールポストの柱を越えてましたよ。センタリングじゃん(笑)
第2試合、静岡学園VS矢板中央に後ろ髪を引かれつつ、別イベントのため移動。
浦和美園駅って終着点だから車両基地でもあるのだね。
それにしても埼スタは遠かった…。次に機会があったら、新国立で観たいです。