なんてことのない日々

つれづれなるままに、思ったことを書きましょうかね。凝った構成はやりません。インデックスとか。そんな時間はかけたくないので。ほぼプレーンテキストでやっとります。

【雑記】「動くガンダム」再考

 ちょっと日が開いてしまいましたが、動くガンダム一般公開前の特別番組に続き、一般公開開始日である12月21日(月)22時からNHKで「ガンダムを動かせ~夢に挑んだエンジニアたち~」が放送されました。

 これもリアタイは諦め、録画を(翌日だったかな?)視聴。観続けていると色々なことに気が付くもんですね。

 「動くガンダム三銃士」の経歴とか、手の軽量化に関するくだりとか、前日の放送と5,6割は被ったでしょうか。
 でもつくづく原作アニメでの手の表情が豊か、というのは納得。あんなに節くれだった手で描かれているのですね。「手相」まであるじゃないすか(笑)。
 くっちゃくちゃになった盾を放り投げるシーン、覚えていないけど最終回とかその前くらいかな?盾はよく切られたけどあんな感じになるのは珍しいですね。

 この放送で新たな理解に及んだのは減速機に関するくだり。腕を持ち上げたら、その場所でキープするにはずっと動力を供給してやらなきゃだよね。そりゃそうだ。プラモじゃあるまいし、動力切ったら手が下がってしまうわな。根元から一番離れた手でも200kgあるんだから、総重量はいかばかりか。これを定めた位置で固定するちょうどいい回転数を供給する必要があると。

 これですごく納得できたのが、2~30センチのロボットの映像で、立ってるだけなのに全身がブルブルしているのが以前から引っかかっていた。
 これは汎用品の組み合わせでモーターの出力と減速機(そんなものがついていればの話だが)のチューニングが粗いからああなるんであろうと思い至った。今回のガンダム、どんなポースとってもそういうブルブルがないというのは制御アルゴリズム(と減速機)の賜物なのだろうなぁ。

 デモンストレーションの最後、歌舞伎みたいなポージングで終わってるけど、あれもあの状態でスイッチ切ってるわけではなく、あの状態を維持する動力が働いてる。と思われる。そう思うと微動だにしないのスゴイ。

 今回のガンダムは電動ということもあり、振動なしがしっくりくるけど、もし「動くボトムズ」が実現されたのなら、ディーゼル出力みたいにアイドル時でもブルブル揺れててほしいなぁ。レイバーだったらどうだろう、イングラムは電動でもいいけど、重機からの流れで行くとブルブルいってほしい気もする。建設系は特に。ブロッケンとかも。逆にグリフォンはしないでほしいなぁ。空飛べるくらいだし。

 リアルロボット系?、なんの動力なのか気になってきた(笑)

【雑記】「動くガンダム」考

 去る12月18日(金)、出社してから悶絶した。

 「あ~ッ、今日NHK、動くガンダム生中継するんだった、録画忘れてた!!!!」

 さすがに放送が始まるような時間に帰れるほどホワイト企業に勤めていないので(笑)、いずれ再放送されるであろうと期待して22時過ぎに帰宅。すると!早くもBSプレミアムで再放送されてるではないか!というわけで早速視聴。ビバ!NHK

 「いやいやいや、ガンダムが動くところを生放送って、NHKよ…」って呆れてた自分はどこに行ったんだ(笑)

 でもよくよく考えるとNHKの黄金番組「プロジェクトX」(←かつて大ファン)で真っ向取り上げそうなテーマでもあるね。「25tを支えろ」とか「200㎏で、手を動かせ」とか。

 2009年の立像は、新潟から観に行きましたよ。日帰りで。

 東京住んでたら観に行ったのにな~。今回、関西からではキツイ…。タワーまで行ったら6,000円くらいかかるしね…。

 すっごい遅いけど、これ用に史上最大の減速機作ったりとかすごい!
 色々絞ったフォルムなのは軽量化のためなのね。
 西川貴教も興奮してたけど、しゃがむ時腿のパーツが分かれて伸縮するアクションがリアル!そのギミックであることによって、プラモの関節みたいな二重関節を回避してかつ、可動域を確保しているのに感心。

 上腕部と前腕部をつなぐ部分が円形のディスク状なのも納得。「ここで回ります」感がかなりある。

 肩の外側にジョイントがあるのは、あそこで減速機を固定しているからであろう。ということは、腕を横に広げる、Tの字のポーズは多分できないんだろうな。
 電動で肩のところを縦と横に動かすという構造は、1/1スケールでは少なくとも難しいってことだね。あそこが減速機の固定位置という前提だけど。

 絶対倒れないための支えとしての「Gキャリア」がついてるとしても、首が動いただけで「おお~っ!」って言ってしまった2009年からは大幅な進化。しかも10tくらい軽量化して。ガンダムのフォルムを維持しながらってところが大変だな。

 次の10年後はいよいよ自律歩行でもしてるろっかね。掌に人載せられるようになってるろっかね。

【展覧会】「バンクシー展」に行ってきた

 とある平日の17時頃、大阪港駅付近で打ち合わせがあった。

 「こ、これはチャンス!」と思い、「バンクシー展」の平日夕方のチケットをイープラスでゲット。紙のチケットの半券が残るのは思い出深いんですけど、QRコードかざして入場は便利ですね。

 17時半には打ち合わせも終わり、トレードセンター前駅まで移動。18時からので入場できました。

 作品解説用のアプリをDLすると、全作品に対し1~3分半ほどの解説が聞ける(!)
 これが曲者で…時間かかる。混んでくるし疲れて集中力が低下してくる。
 密にもなるし。

 18時過ぎに入ったのに、閉館の20時までかかりましたよ…
 3分の解説とかは聞いてられなかったな。試してないけど家でも聞けるのかなあのアプリ。

 ストリートのアートなので、棄損のリスクがある。そうだよな~。展示品は触れこそしないものの写真は撮り放題。これが流れが悪くなる一因でもあるのだが。

 ”The girl with balloon"があのサザビーズ(クリスティーズ?)で落札された途端にシュレッダーにかけられたやつか~

 個人的にはブレグジットを扱った作品、ショッピングカートが落下する作品、「パルプ・フィクション」をいじった作品がヒットしました。

 グッズはTシャツとかスウェットが良かったですが、おっさんが着るものではなかったかな。

 土日祝のチケット2,000円、平日1,800円のところ平日夕方限定チケットは1,000円!お得~。平日でも結果混んでたので、週末はどんななのだろう?

 

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【雑記】ワクチン

 詳しくは書けないけれど、知り合いが難病と闘っている。
 次第にコントロールが効かなくなって、最終的には自発的に呼吸もできなくなるという意味においてはALS等に似ている。

 現代科学でできることは限られていて、そういった治療の合間に民間療法にも取り組んでいる。

 家族がそういう状況に陥ったら自分もそのようなことをするだろう。

 そこまではわかる。が…

 その民間療法・科学的に解明されていない療法を広めている人のうちの一人が「こういう病気が起こるの原因はワクチンと電磁波」と言い切っていたそうな。

 電磁波は置いといて、よくやり玉にあがるワクチン批判だが、ワクチンを打たないことによる感染症の感染リスクと(仮にワクチンが原因だったとしても)数十万に数人レベルの難病の罹患リスクのどっちをとるかという数字リテラシーの問題でありこういう理屈に与しない者なのだが…実際に難病と闘っている人を前に大上段からそんな理屈をぶつわけにはいかず…もやもやした。
ので、ここに書き連ねた次第。

 ワクチンでも電磁波でも犯人にしてもいいから、”奇跡”を起こしてほしいとは思っている。その人のことを嫌っているわけではないので。

【映画】「テネット」2度目の鑑賞

 先週の土曜日、2度目の鑑賞してきましたよ。「テネット」を。

 50年近く生きてきて、映画館で同じ映画を2度観るというのは初めて。ハリウッド映画が枯渇状態だから、という要素が大きいが、謎が多かったのと自分がどのくらい作品を把握できていたのかも気になりまた観にいった感じ。

 前回一番疑問だった”対消滅”については、「直接触れたら”対消滅”」してしまうから防護ジャケットを着用している。なるほど。

 キャットを救うために一週間前のオスロまで逆行してけがを治したわけだけど、そのキャットに「君はもう一日戻ってベトナムへ行って…」とか言っていて、オスロへはコンテナ1本調達していたのにどうやったんだろう。

 ラストで名前のない男に連絡したキャットは通信機を持っているから腹部に傷を負ったキャット。その時間軸には元々のキャットがいる。逆行はできても、早送りはできないってことは逆行した時間帯には同じ人が複数いることになる?
 主のいなくなったヨットに戻ったキャットと息子の生活は?
 セイターの死と共に世界が終わることを知っていてボルコフはあそこまで忠誠を誓っているのだろうか。

 逆行してオスロ空港に着いた2人とストレッチャーは後ろ向きに進んでいたわけだから、周りから見たらさぞや不自然だったろう。

 高速道路でひっくり返った車から名前のない男は救出されたけど、順行側では車は港まで走っていくわけで…。ひっくり返った高速道路から人が引っ張り出される映像は、順行側では描かれていない。

 謎と疑問(ツッコミ)が増えるばかり。
 わずか数週間前なのに、「このシーン覚えてない」って箇所が何か所かあったし、セイターがモーターボートで引っ張られているのも前回は気が付かなかった。
 情報量が多すぎるぜ…

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【映画】「テネット」鑑賞

 新型コロナの第2波も落ち着いてきたんでしょうか。ウィズだかアフターだかわからないけれど、ようやく映画もポツポツと新作が封切りされるようになったな~と思ったらクリストファー・ノーラン監督作品ですか!四連休だしこれは行っとかな!と押っ取り刀で、ほぼ事前知識なしで行ってきました。

 あらすじは「テスト」に合格したCIAエージェントが、未来人となんらかの方法で交信している武器商人からユニットを奪い取り第三次世界大戦(人類滅亡)を回避する、というもの。

 ありきたりなタイムスリップではなく、「逆行」というコンセプトが面白く、ターゲットを「順行」(リアルタイム)チームと「逆行」(遡る)チームが「挟撃」するなんて!もう、なんでこんなこと考えつくのだろうか…

 正直言って理解・把握しきれたとはいいがたい。というか1回で全てを理解できないのは「メメント」からそうか。それがノーラン作品の魅力でもあったり。
 独特の世界観が強すぎて、その設定が完全には頭に入らないことが多いのだよね。
 今回でいうと、逆行の世界観。重力が逆?そんなのあったかな?逆行した世界で自分と触れると対消滅するって言ってなかった?めちゃめちゃ格闘してましたが…

 バットマンシリーズとか観てない作品もあるし、前に見たけどまた観てみたくなった作品があったり。この脳がしびれる感じ、刺激的で好きです。

 しっかし、「挟撃」状態の戦闘シーンとかカーチェイスシーンとか格闘シーンとか、撮影もさることながら、キャストにそれを伝えるのが大変そう。演じるのも大変だろうけど。毎回緻密な絵コンテを用意している、のかな。制作方法が気になってくるよ。

 また観よう!って思わせてくれ、満足。8.5/10

そのほか…
 主役のジョン・デイビッド・ワシントンはあのデンゼル・ワシントンの息子とな?36歳?私もおじさんになったわけだ~、とまた実感。

 7,8年ぶりにTジョイで鑑賞しました。今年20周年とか。おめでとうございます!

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【映画】「デッド・ドント・ダイ」鑑賞してきた

 全然知らなかったんです、あのジム・ジャームッシュ監督が新作を撮っていて、それもゾンビ映画だとは。6月月初の出張時、ポスターを見て知りました。

 コロナの第2派騒ぎが大きくなってきた昨今、HPをチェックしてみたらいつの間にか封切られていて、いつのまにか上映館が少なくなってる!
ということで観に行ってきました。

 ゾンビ映画に対するリスペクトがあるのだろう。ゾンビそのものの行動は基本的にオーソドックス。でも「生前の生活に引き寄せられている」というセリフがあるように死ぬ前に親しんでいたことへの執着が興味深い。シャルドネワインだったり、コーヒーだったり、WifiだったりBluetoothだったりSiriだったり。

 「なんでそんなに落ち着いているんだ?」「台本を読んだからさ」「俺は自分が出るところだけだぞ。ふざけやがってジム」
といったメタなところとか、ゼルダ・スウィントンが謎の剣豪だと思ったらUFOを呼び出して去って行ったりして回収がなかったり。やりたい放題だな。

 セレーナ・ゴメスもあっさり襲われ、ゾンビ化防止のために生首になったりして豪華キャスト陣も無惨な最期。

 ”カイロ・レン”アダム・ドライバーの車のキーホルダーにはスター・デストロイヤーが!

 ビル・マーレイの雄姿が見られたということで良しとしようか。

 あれ、アダム・ドライバー×ジャームッシュはもう1本あるのか。今度観てみよう。

 そもそもゾンビはなぜ人を襲い、脳やら肉やら食うのだろう。脳じゃない本作、襲われてもなかなか死ななそうですごく辛そう。6.5/10

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