新型コロナの第2波も落ち着いてきたんでしょうか。ウィズだかアフターだかわからないけれど、ようやく映画もポツポツと新作が封切りされるようになったな~と思ったらクリストファー・ノーラン監督作品ですか!四連休だしこれは行っとかな!と押っ取り刀で、ほぼ事前知識なしで行ってきました。
あらすじは「テスト」に合格したCIAエージェントが、未来人となんらかの方法で交信している武器商人からユニットを奪い取り第三次世界大戦(人類滅亡)を回避する、というもの。
ありきたりなタイムスリップではなく、「逆行」というコンセプトが面白く、ターゲットを「順行」(リアルタイム)チームと「逆行」(遡る)チームが「挟撃」するなんて!もう、なんでこんなこと考えつくのだろうか…
正直言って理解・把握しきれたとはいいがたい。というか1回で全てを理解できないのは「メメント」からそうか。それがノーラン作品の魅力でもあったり。
独特の世界観が強すぎて、その設定が完全には頭に入らないことが多いのだよね。
今回でいうと、逆行の世界観。重力が逆?そんなのあったかな?逆行した世界で自分と触れると対消滅するって言ってなかった?めちゃめちゃ格闘してましたが…
バットマンシリーズとか観てない作品もあるし、前に見たけどまた観てみたくなった作品があったり。この脳がしびれる感じ、刺激的で好きです。
しっかし、「挟撃」状態の戦闘シーンとかカーチェイスシーンとか格闘シーンとか、撮影もさることながら、キャストにそれを伝えるのが大変そう。演じるのも大変だろうけど。毎回緻密な絵コンテを用意している、のかな。制作方法が気になってくるよ。
また観よう!って思わせてくれ、満足。8.5/10
そのほか…
主役のジョン・デイビッド・ワシントンはあのデンゼル・ワシントンの息子とな?36歳?私もおじさんになったわけだ~、とまた実感。
7,8年ぶりにTジョイで鑑賞しました。今年20周年とか。おめでとうございます!