なんてことのない日々

つれづれなるままに、思ったことを書きましょうかね。凝った構成はやりません。インデックスとか。そんな時間はかけたくないので。ほぼプレーンテキストでやっとります。肩のこらない書き方をしている結果、肩のこらない読み物になってるかな。あまり強く批判めいたことは書いてないつもりですが、好きなモノ・コト・人を悪く言ってたらゴメンナサイ。個人の感想です。読み飛ばしてください。

【映画】「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」鑑賞

 正月休み中に観ておこうと、土曜日の夕方観に行ってきました。
 前作の評価が分かれ、監督が再びJ.J.エイブラムスに戻ったのですか。はぁ。
 7~9のことを「シークウェル・トリロジー」というのですか。はぁ。それはいいですが、最終作としてどういう風にまとめるかに興味があるんであります!

 パルパティーンが生きているという噂を聞きつけて探るカイロ・レン。そこには「ファースト・オーダー」を上回る「ファイナル・オーダー」が…って、「スター・ウォーズ」=パルパティーンの物語じゃないですか(笑)

 とはいえ、予告で観た黒いレイ、戦闘機(タイ・ウィスパー)に追われて走るレイがそれぞれどういうシチュエーションなのかよくわかりました。もやもやしていたレイの正体(!)も。

 前作「最後のジェダイ」を上回る多勢に無勢感はどうなんだろう?「ロード・オブ・ザ・リング」でも感じてしまうけれど彼我の差があり過ぎて…

 フォースによる修復(治療)シーンはすごいですね。歴代ジェダイを上回っていますよ。トルーパーたちを操るのも久しぶりに見ました。レイのフォースの強さ半端ねぇ。あんなにフォースがすごかったら、第2デス・スターの残骸よじ登らんでも…

 「最後のジェダイ」のルークさん以降、実体がないところでの切り合いが多くなって、これならどこでもなんでもありな気がします。

 レイが終始言いかけてたこと、「最後のジェダイ」の最後の方に出ていたジェダイの卵たちの伏線は未回収でしたね。
 そして、黄色い光を放つライトセーバー。誰のだったんだろう。ライトセーバーといえば、レイア姫用があったのですね。

 「4」の後に作って、面白い上に巧くまとめた感のあった「3」に比べるとある程度自由な「9」、「結局パルパティーンなんかい」も含めて微妙ですね。シークウェル・トリロジーでは7>8>9、いや、7>9>8?
 レイア姫使い倒し、ハン・ソロ、ルークに救われた感あり。ランド・カルリジアンまで出してさ。
 ジェダイたちの声、ヨーダやオビ・ワンだけでなく、グワイ・ガン・ジン先生、メイス・ウィドウ、アナキンまで!いてちょっと感動。こうみると、ライト・サイドの戦士って少ないね。
 声といえば、D-0の声、地味にJ.J.エイブラムスが吹き込んでいたようですね(すべてエンドロールから)。

 21時前に終わる回だったからでしょうか、正月休み中のデカイ館内、観客は1/3くらいでした。大丈夫かな。

 ちなみに拙者は主演のデイジー・リドリーがちょくちょく宮崎あおいさんに見えるおじさんです。余談ですが。7.5/10(甘め)

【展覧会】「ゴッホ展」に行ってきた

 結構寒い日でしたが、1/13までというので観に行ってきました。

 開場9時30分のところ、8時30分に着いたら3人目。「あれ?」というのが正直なところ。
 少し早い9時15分に開場となり、鑑賞開始。意外と会場内も隙間があり、出た時ももう行列は解消されてました。

 上野の森でこんなにゆったり観たの初めてかも。

 内容としては、全83点には、ゴッホ以外の作品も含まれていたのでもうちょっとといったところかな。損保ジャパン日本興亜美術館、移転準備のために休館されているんだったら「ひまわり」貸してほしかった(笑)
 「糸杉」は以前、「メトロポリタン展」で観たことあり。その「糸杉」がメインすぎるかな。

 とくにゴッホは好きな画家というわけではないけれど、画風の変遷を知るきっかけになり、興味深かった。
 個人的には「糸杉」より、同時期の療養時代に描かれた「蔦の絡まる幹」の方が心を動かされました。

 初期の、ゴッホっぽくない「秋の夕暮れ」のポストカード買って退出。1時間いなかったかな。

 その後、旧「美の巨人たち」で観て、「そういえば一度も見たことないな」と思った西郷隆盛像を見てきました。あの姿は散歩ではなく、ウサギ狩りのいでたちなんですってね。

 なんとかざくらって桜が一部咲いてましたよ!

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【文具】100均の文具…

 前述したように、オイラは文房具オタである。

 使っているものにこだわりがあり、例えばテープのりでは、シェアの高いコクヨドットライナーは使わない。ノリがダマになってローラー部に溜まり、平滑度が下がるのが気に入らないのだ。

 そんなオイラは基本的に100均で文房具を買わないようにしている。安価なのだが仕上がりが良くない。例えばクリアファイルとかプラ製の定規などはフチの仕上げが甘く手触りが悪い。セロハンテープも良くない。

 半年くらい前、使っているテープのりを切らしてしまって、ビックカメラで買おうと思ったら欲しい製品がなく、100均でも売られているものを購入してその場をしのいだ。

 と思ったのだが…

 半年振りにその製品で貼ったノートを何気に開いたら、貼ったページがことごとくはがれて落ちてきた!

 経年劣化したセロハンテープもかくやというくらいのカピカピぶりだった。

 いつも使っているやつで貼り直したのはいうまでもないが、二度手間出ることを考えると腹立たしい。

 ご丁寧に詰め替えが利用できるタイプのテープのりだったのだが、とてもそのような役目を任せられない。封筒を留めるとか、一時的な用途なのだろうか、パッケージに書いてあったのだろうか。

 手元にないので知る由もないが、のりとしての機能を果たしていないぞ。納得いかん。

【映画】「ターミネーター:ニュー・フェイト」鑑賞

 「あのジェームズ・キャメロンが帰ってきた!」「リンダ・ハミルトンも!」という触れ込みで封切られた新作ですが、なんかぱっとしない評判ですね。
 そう思いながら打ち切られる前にと思い観に行きました。

 若き日のサラ・コナーとジョン・コナーの前に現れるT-800のシーンの若さにびっくり。「ローグ・ワン」とかでも使われてた技術でしょうかね。

 色々言われているけれど、あらゆる面で「2」を超えられなかったかな。新ターミネーター、REV-9もビジュアル的にT-1000のインパクトに及ばない。やられ方も「地獄で会おうぜ、ベイビー」→粉々→熱で溶けてまた集まるを観た時の「えっ!また復活!?」という驚きを超えるものではなかった。REV-9より7の方が強そうだし(笑)

 サラの時と違ってダニエラは「器」ではなく本人が重要人物だったとは。強化人間も女性で女性の時代だねぇ。

 「2」ではあんなに残骸残さないようにしてたのに、今回はその辺の配慮も弱いなぁ。サイバーダインをつぶしてもリージョンが出てきたからかもしれないけれど。

 高速道路での多重クラッシュにC-5輸送機の空中分解、ハンヴィーのダムへのダイブ…キャメロン氏、お金の使い方が…(笑)。空中のハエを真っ二つにするシーンはCGすぎてやめたほうが良かったね。

 「3」「4」「ジェニシス」を黒歴史にしてもこれか。20年後とか、キャメロン、ハミルトン、シュワルツェネッガーのオリジナルキャストの呪縛がなくならないと、新たな作品が出てこなそうな気がした。6.5/10

 [追記]冒頭の自動車工場でREV-9がプレス機に挟まれるシーンはセルフオマージュなのだろうか、パロディなのだろうか。

【文具】油性ボールペンは滅びるのか…

 私は(最近購買力が減退しているけど)文オタです。文房具オタク。

 イチロー(ほか野球選手)がバットやグローブにこだわるように、ビジネスマンたる我らが道具にこだわるのは大事なことです。美崎栄一郎さんも前おっしゃってました。

 虎の威を駆るつもりはありませんでした。

 文オタということはこだわりがあるわけなのですがオイラのそれは(ほかにもあるけど)ボールペンなのですな。

 フリクションは姑息だ。ゲルインキは書いた気がしない(どちらも個人の感想です)。

 フリクションに慣れすぎて公文書や契約書にまで書いてしまうなんて愚の骨頂だ!

 ゲルインキは減りが速い、そして詰まり易くないか!?

 ということで、書き味のいい油性ボールペンが大好きなのだが、みるみる売り場が減ってるね…

 初代(ゲルじゃない)Dr.グリップとか、齋藤孝さんの影響で4色ボールペンを使っているのだが、替え芯がなかなか手に入らない。

 宗旨替えしてゲルに移行するべきなのか…。

 嫌だのう…。文具も進化しすぎるとデメリットもあるのう。

【映画】「ジョーカー」鑑賞

 今日は公開後だいぶ経った「ジョーカー」を観てきた。いい感じで空いてた。

 実は「ダークナイト」はおろか、ティム・バートン/マイケル・キートン/ジャック・ニコルソン時代の「バットマン」すら観ていないのだ(年がバレそうだw)

 そんなオイラがなぜ観に行ったかといえば、DC作品なのにアカデミー賞にノミネートされかねないという評に尽きる。

 「バットマン」そのものを観ていなくても、単体として楽しめるべ、きっと。と観に行った次第。

 もちろんホアキン・フェニックスの演技はすごい。それ以上にアメリカの富裕層と貧困層の分断に思いが行ってしまった。
 昨今のトランプ支持・反対の分断を髣髴とさせたり、『怒りの葡萄』の頃からある古くて新しい問題だったり。

 悪のカリスマ・ジョーカー誕生!と思ったらあっさり逮捕されたり、その後も施設にいたりする。

 マーベル作品と違って、バットマンもジョーカーも普通の人間なんだよね。同じDCでもスーパーマンは異星人だけどさ。

 聖地巡りで出てくるあの階段、急すぎてあそこで踊るホアキン怖い。

 なんともいえない余韻を残した作品だったな。他の作品観ていればもっと面白かったのかも。7.5/10

【映画】「イエスタデイ」鑑賞

 今年に入って6本目の映画。久しぶりに6本を越えたな。今年は美術館に行く回数が減っているからかもしれない。
 さて、「イエスタデイ」。特にビートルズファンということはないけれど、そこそこダニー・ボイルファンなのでチェックした。といったところ。
 あのビートルズを知らない世界が突然やってくるという着想がいいね。
 ググってもカブトムシかフォルクスワーゲンしか出てこないところが芸が細かい。
 ビートルズの楽曲を発表したら、エド・シーラン(本人出演!)に見出されて…といったサクセスストーリー、かつ誰も知らないとはいえ、名曲を剽窃して有名になったことへの罪悪感。
 エド・シーランはじめ色々な人に歌詞の意味を問われたら作詞家本人ではないからひりひりするよなぁ。本人は歌詞が思い出せないくらい、ファンとはいえない存在だったのだから。
 何故か故郷サフォークにはビートルズを知っている人が2人いて、名乗り出てくる。
 ビートルズが存在しないんだから死ななかったジョン・レノン(そっくり!)が出てきて…
 いや~話の展開が読めなかった。また停電して事故ってある種の夢オチ系かと思ったけど違った。
 最後は「幸せ」をつかんだジャックだが、レコード会社から訴えられたりしなかったのかな?
 オアシスも存在しないし、コーク(コカ・コーラ)がないし、『ハリー・ポッター』もない。ちょっとつまらない世界だな。
 8.0/10(やや甘め。主演の演奏で加点)