今日は公開後だいぶ経った「ジョーカー」を観てきた。いい感じで空いてた。
実は「ダークナイト」はおろか、ティム・バートン/マイケル・キートン/ジャック・ニコルソン時代の「バットマン」すら観ていないのだ(年がバレそうだw)
そんなオイラがなぜ観に行ったかといえば、DC作品なのにアカデミー賞にノミネートされかねないという評に尽きる。
「バットマン」そのものを観ていなくても、単体として楽しめるべ、きっと。と観に行った次第。
もちろんホアキン・フェニックスの演技はすごい。それ以上にアメリカの富裕層と貧困層の分断に思いが行ってしまった。
昨今のトランプ支持・反対の分断を髣髴とさせたり、『怒りの葡萄』の頃からある古くて新しい問題だったり。
悪のカリスマ・ジョーカー誕生!と思ったらあっさり逮捕されたり、その後も施設にいたりする。
マーベル作品と違って、バットマンもジョーカーも普通の人間なんだよね。同じDCでもスーパーマンは異星人だけどさ。
聖地巡りで出てくるあの階段、急すぎてあそこで踊るホアキン怖い。
なんともいえない余韻を残した作品だったな。他の作品観ていればもっと面白かったのかも。7.5/10