年末ですね。我が家、受験を控えた子がおりまして。帰省前に北野天満宮でも行ってくるかと計画しました。晴れ。やや寒。
いつも新快速で京都へ行っていたのですが、阪急って手もあるんですな~。2回乗り換える必要があるけど、西院駅まで380円。470円よりちょっとお得。ちょっと時間かかる。京都の西側なら価値がある?四条河原町あたりに直接行く場合もいいのか。
でかい。
2つくらい鳥居をくぐると中門。でかいですね。
門をくぐって左側に。和歌に造詣が深くないのであれですが、壮観ですねぇ。
そしていよいよ目前の門
裏側はこんなです。極彩色ですね。
社殿が姿を現しました。白山神社(新潟市)のを縦に3倍くらいにしたような敷地レイアウト。
社殿を側面から。いい雰囲気ですねぇ。
撫牛は4体あったかな?マーブルの撫牛は珍しい!(よね)
「春は見ごたえあるだろうなぁ」と思いました。しだれ桜ではなく、しだれ梅でした(!)
普通の梅ですけど、ちょっと咲いてました。だいぶ膨らんだ蕾も。
御守を買い求めてミッション終了。ついでに名所を散策します。
お昼ごろ、鳥居の向かいのお店(甘味処?)は大人気。外国人観光客はまだそれほどでも。西洋の方中心でしたね。
その店のすぐ近くのバス停から立命館方面へ。
「立命館…一度だけ中入ったことあるな」などと思いながら、立命館前のバス停から徒歩で龍安寺へ。龍安寺は3度目ですね。拝観料500円。
でも気が付かなかった。あの石庭があるところって、庫裡だったんですねぇ。
縁側に座りしばしボーっ、もとい雑念を振るい落とす。確かにどこから見ても15個の石は一斉には見られませんでした(from「新・美の巨人たち」)
細川護熙氏による「雲竜図」の一般公開がなされていました。3月31日までだそうでこれは僥倖。普段の「雲竜図」ってのもあるようです(グッズはそちらデザイン)。
「吾唯足知(吾唯足るを知る)」のつくばい。禅ですねぇ。老子の教え(タオイズム)ですねぇ。
北野天満宮では梅が咲き始める一方、龍安寺には一部で紅葉が残ってましたよ。どうなってんだ(笑)
庭園をくるっと回ると途中に庵があり、湯豆腐やっていましたが1,800円もしたので断念しました。1,800円…。
修学旅行の自由行動時、嵐山で湯豆腐食べました。またどこかで湯豆腐食べたいな、などと思いながら龍安寺を後にし、そのまま歩いて仁和寺を目指します。
「仁和寺ってなんの古典に載ってたんだっけな…」と考える間もなく案内の看板が。そうでしたね徒然草。徒然草でした。なんの因果(エピソード)かは忘れました。龍安寺から歩いて10分ほど。側面(駐車場側)から入ってしまった。拝観料800円。
全体的には青空なのだが、到着した頃、雨がパラつく。傘は持参していないし、長雨にはならない空模様なので、悪化しないことを祈りつつ拝観。
仁和寺、広い…。そして、デカい…。なんとなく勝手に小ぶりのひなびたお寺をイメージしていました。めちゃくちゃ広いわデカい門あるわ金剛力士像あるわ五重塔あるわで相当大きい。勉強不足ですみませんでした…。
正面の門(仁王門)をくぐって左で拝観料を収め、すぐ脇の藥井門をくぐります。隣に皇族門がありました。文字通り…なんですよね(封鎖されてました)
受付入って回廊を通ると、中庭が。仁和寺も枯山水あるんですね。正面のが皇族門、右奥のが仁王門です。
宸殿から庭園を。五重塔や中門がみえますね。水面も透明で綺麗。
宸殿から霊明殿を。龍安寺の庫裡もそうでしたが、檜皮葺が美しいですね。
白書院は公開されてましたが、黒書院は改修工事中でした。また来れるかな…
霊明殿からの宸殿の屋根。独特の形状の上に、檜皮葺が施されてますね。
藥井門を出て中門方向(仁王門を背にして)。広~い!
あっ、左右の高さずれた。パノラマ的に2枚撮りました。
金堂。慶長時代の建立なんですね。
この左手に御影堂(弘法大師の)、右手には九所明神という、八坂神社など九つの明神があつまった社が。あまり考えないで通り過ぎましたがよくよく考えたら神仏習合の典型ですね。
九所明神からくると向かって左側の方から五重塔。写真は参道側から。高さ36m強。2ガンダム弱ですね(ガンダムバカ)。すごい高さだ。
こちらは観音堂。公開は10,20,30日の模様。どの建物も立派。木造建築なので、どこの建物もしっかり避雷針が取り付けられているのがここで目に入りました。
中門を背にして仁王門側。広~い。
出た、金剛力士像。金剛力士像まである寺院とは恐れ入りました。
仁王門。道路挟んだ向かいからじゃないと撮れない大きさっす。
大満足して、ここから歩いて2分、室尾仁和寺駅(嵐電)で西院まで戻り、遅い昼食を軽く食べて帰宅。9時過ぎ~16時くらいの旅でした。ダウン来てなくても大丈夫な天候で良かった!