遂に決勝ですね。なでしこが敗退したこと、お盆期間飲んだくれたことで続きは観ていませんでしたが決勝戦は日曜日の夜という好条件でしたので、観戦しました!
例によってメンバー発表のV。ひっつめの髪型の選手が多い中、スペインは6割くらいの選手が髪を下ろして出てますね。新鮮。「こっちの方がイケてる」って感じなんでしょうかね。フランスとかアメリカとかのV見たことないけれど。
おいといて。決勝開始。スペインの選手も当然試合では髪まとめてますね。スペインは4-3-3?4-1-2-3?変わった布陣ですね。イングランドは3-5-2?3-4-1-2?2トップって珍しい。両チームの体格の差がそのままプレースタイルに現れているのかな?スペイン選手が華奢に見えるくらい大きい選手・ゴツイ選手がイングランド側に目立ちます。11番、23番、6番あたり、背が高い上にひと回りよろってるのか?女子ラグビーからの転向か?というような体格が目を引きました。
前半から両者長所をつぶし合うということはなく、いいところを出し合っている印象。イングランド側はクロスバーを叩いたシュート、スペイン側は左サイドからのパスを右サイドで折り返す決定機。ショートパス主体のスペイン、体格を生かしてドリブル突破するイングランド。面白い組み合わせだな~と思っていた中で、29分マリオナ選手(ちょっとレディ・ガガっぽい)が左サイドからミドルシュートで先制!ラウンド8まで観てて「ミドルシュートなかなかないな」と思っていた中、見事なミドルでした!
後半はスペインは交代なし、イングランドは2人交代。これが奏功して右サイドからの展開が増えます。中盤の7番とサイドの18番が目立ってました。が、センタリングの先に人がいませんね…
中央をドルブル突破で追いつく展開か、センタリングの後こじれてセットプレーか…
とか思っていたら、イングランドのペナルティエリア内でVARの結果ハンドを取られ、スペインがPK獲得!その後の流れ見ると「ここでハンドだったからって流れに関係ないだろ」って気もするけどね。真正面からのハンドでしたね。
ここでスペインの10番(バロンドールとったらしい。ちょっと菜々緒さんに見えてきたw)、PK失敗!
これで流れが変わるかと思ったけど、スペインもしたたか。まさに一進一退の展開。後半も終わりの方になると、イングランドの選手がイラついてスペインの選手つき飛ばしたりしていて、スペイン女子もマリーシア的なものがあるのかな。男子ほどあからさまなボール回しとか時間つぶしは感じられなかったのでイングランド選手がキレたのは国民性なのかな。
アディショナルタイムも含めたチャンスはスペインの方が多く、イングランドGKのファインセーブが3回はあったかな。スペイン18番のFWは今日はハマらなかったか、ほぼ1対1のシチュエーションでもシュートまで行けず、イエローカード献上と散々。イングランド側は7番のシュートをスペインGKが手で弾いてネット上にそらしたシュートが一番ゴールに近かったかな。
最終的には足元の差が出たのかもしれません。VARの待ち時間も含めロスタイム13分と先制した側も追う側も地獄の時間だったと思いますが、どちらも頑張りましたね。ちょっとイングランドの観客の諦めるのが早すぎる気がしましたが(笑)
ともかく、チーム同士のカラーが色濃く出て面白いゲームでした。スペイン初優勝おめでとうございます!
そして宮澤ひなた選手、得点王おめでとうございます!
「このイングランドとなでしこやったら苦労しそうだな」、などと思いましたがそんなカードも見てみたかったですね。