なんてことのない日々

つれづれなるままに、思ったことを書きましょうかね。凝った構成はやりません。インデックスとか。そんな時間はかけたくないので。ほぼプレーンテキストでやっとります。肩のこらない書き方をしている結果、肩のこらない読み物になってるかな。あまり強く批判めいたことは書いてないつもりですが、好きなモノ・コト・人を悪く言ってたらゴメンナサイ。個人の感想です。読み飛ばしてください。

【映画】「機動戦士ガンダムF91」鑑賞(家で)

 連休の最終日は、BS12で昨年末放送していた「機動戦士ガンダムF91」を鑑賞しました。既述の通り小生まだAmazon prime等のサブスクを利用しておりませんで。

 「F91」が公開されたのは…1991年ですか。だからF91か。どうにもMSのデザインがいただけなくてですね。出渕裕さん、永野護さんデザインに惹かれ、原点回帰の大河原デザインが当時古臭く感じられたんですね。そして複眼になったクロスボーン・バンガードのMSのデザインがまたいただけなくて。「土偶か?」思いましたな。ええ。肝心のF91のデザインもしっくりこない。腹部に施されているラジエーターみたいなのがどうにも。
 何より本作の新機軸、ビームシールドってやつがどうもね…。今も好きになれませんが。「発生してる真ん中の部分やられたら終わりじゃね?」って思うんですよね~。

 ということで発表された時点で興味を失った「F91」(「えふきゅうじゅういち」と読み続けていましたが「フォーミュラナインティワン」が正解なのですね!)、ずっと未見でした。
 去年?「バンダイチャンネル」が登録100万人越え記念で24時間限定?で「F91」を無料公開していて観ようとしたのですが、序盤で眠くなってやめてしまいました(旧友が死んでしまったあたり)。今回は録画したものを日中にトライです。

 う~ん、なんざましょ、この「クロスボーン・バンガード」という組織は。「シャアの反乱」から30年も過ぎている、ともいえるし30年しか経っていないともいえるがこの規模感で、連邦より画期的なMSを開発して…って。ジオン軍は第2次世界大戦時のドイツを思わせるデザインですが、「クロスボーン・バンガード」は更に時代がかっているのかな。「高貴な身分に生まれついたものの責任」(ノブレス・オブリージュ)を引き合いに出してくるところなんかも時代がかってるなぁと思いました。この「高貴な生まれ」の人たちは1年戦争から「シャアの反乱」まで何してたんですかね(笑)。世界観にやっぱり違和感あるわ~

 シャアの焼き直しに見える、セシリーの父親の鉄仮面も、なんかウルトラセブンに見える(笑)。そして声が聴きづらい(老化のせい?)。そして強化人間なんかい!

 シーブックのクラスメイトだったセシリーも「高貴な生まれ」の人で、クロスボーン・バンガードに引っ張られて元帥?である祖父に再会してあっさり組織の人間になる。ビギナ=ギナを操縦したりするけどシーブックと戦場で会ってあっさり共闘。この辺あっさりしすぎていると思ったが、「10代なんてそんなもの」ってことか?クェスとか。てっきりまた戦場で出会い、戦い、敗れる(死ぬ)展開が待っているものだと思っていましたよ。

 そしてビックリしたのはこれ、未完なんですね!売れたら3部作にでもするつもりだったのかな…。続編はマンガ『クロスボーン・ガンダム』で展開という寂しい作品。ヒットしなかったんだろうなぁ。さもありなん。「F91」のポスターにも「第1章」とうたわれていますね。ラフレシアとの戦いで既に中破してるし(クロスボーン側に「戦闘不能状態」とか言われちゃってた)。続編があったらパワーアップパーツでもつけましたかね。

 鉄仮面の乗っていた「ラフレシア」が線対称・点対称だったため、零式艦上戦闘機のエンジン、栄を連想しました。

 フロンティアIの市民を殺戮した対人兵器「バグ」が、姿は違えど今のドローンと機能が同じだなと思いました(AIによる追跡・攻撃)。こんなに小さいとMSでも落としにくかろうね。

 ビームシールド、小さくなったMS(14~15m、7,8t)という設定はその後の「Vガンダム」(これは学生時代に観た)に継承されていますね。ビームサーベルを持った手をずっと回転させる演出も本作が初めて?(「Gガンダム」とか観てないから確信はない)
 そういえば。敵側のデザインもクロスボーンに引っ張られていた、かなぁ?
 14~15mでコアファイターシステムだったんだね、Vガンダム

 もう一回観ることはない作品、だなぁ。6.5/10(ガンダムにつき甘め)

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