5月12日 土曜日。終了が近くなってきた「特別展 人体」展を観にいってきた。
8時半くらいに着いて、60~70人くらいの行列。うん想定内。
1時間半くらいかけて観てきた。思ったほどハイテクでも、インタラクティブでも、映像たくさんでもなかった。そこまでカネかけられなかった?
1,600円払ってギリギリ1600円分得たって感じかな。G.W.中に行かなくてやっぱり良かった。これ以上の行列の結果これだったら満足できなかったな。
個人的にはフェルメールの絵やフェルメール好きの福岡伸一先生の著書にも出てくるレーウェンフックの記載があったのがツボ。
高精細な電子顕微鏡の写真に彩色した器官・臓器・細胞の写真は綺麗だった。
脳の輪切り標本を見て、「これをレクター氏は幼女に食べさせたのだな」とか思ってしまった(笑)
脳の機能をマッピングしたホムンクルスを人形にしたものは初めて見た。
ヴェルサリウスの『ファブリカ』のイラストの描線が綺麗で、まるでロットリンクとか丸ペンで描いたような線だったな。
そんな感じ。
みんな撮影可能エリアの「ネットワーク・シンフォニー」撮ってたけどいる?あれ(笑)。でもああやって臓器同士で情報共有して生命活動は営まれているんだねぇ。
そのあと、さらに終了間近のプラド美術館がそんなに混んでなさそうだったのでハシゴしました。
特にベラスケスのファンということもないのだが、行ける時は行っとけと。ヤン・ブリューゲルは好きですよ。
ベラスケスの絵としては、主軸の「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」などあまり巧くない気がするんだが…
他のは巧いです。でも「狩猟服姿のフェリペ4世」の脚の位置・銃の長さを修正した跡ありありなのはどうなの?と別の意味で面白かった。あんなの初めて。
軍神マルスの絵が印象的でした。
フェリペ4世もカルロス2世もしゃくれっぷりはんぱなかったね。
個人的に好きな絵はあまりなかったけど、宮殿で飾られるものがほとんどなだけあって、やたらデカイ絵がたくさん!
個人的にはかつて旅行で行ったローマの絵を見てすぐにローマと分かったのが嬉しかった。
そんな感じ。次はエッシャー展かなぁ。
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