小生、180cmを越える身長です。最近のユニクロはワールドワイドになったからかそんなことはないのですが、爆発的に伸長した’90年代後半、パンツの丈が合わなくて参りました。ユニクロに触発されて、それまでたっぷり生地を残していたジーンズブランドたちも軒並み寸詰まりするようになり中学生から裾上げをしてこなく、場合によっては36インチの裾を垂らして履いたりしていた小生はツンツルテンな感じになって往生していましたとも。
まあでもそれは私服の話で、まあいいです。時が解決してくれたし。「腰履きせえ」などと言われているうちに裾の余長出てきましたよ。
それよりはスーツですよね。小生、長身ですが細身なのです。ジョブチェンジして毎日スーツを着るようになった2000年代の小生、量販店とかGMSで買ったスーツは「柔道でもやってましたか?」という感じの身長に合わせると横があるか、Aタイプというシュッとしたヤツだと丈がギリギリになり全然体に合いませんでした。
それでイージーオーダーデビューしたのが2002年くらいですかね。シーズンオフくらいの時期になると2着で44,000円くらいだったハナビシさんで最初に作って以来、(他にないのもあって)ずっとハナビシさんでスーツ作ってました。生地によって耐久性が違う(テカテカしだすヤツあり)けど、3,4着で取りまわすと5~10年くらいもってますね。体型も変わらないので着られます。そう思うと高くはないかな。てか、2着44,000円のだったらむしろめちゃ安い!
百貨店以外はほかに選択肢がなかった地元と違ってこっちは色々ありますね。百貨店もお手軽なの出しているし。業界1,2位の量販店もイージーオーダー部門を展開しているし。逆にハナビシさんは関西にはなく、5年ぶりくらいに作る今回、KASHIYAMAさんにしました。ああ、オンワード樫山さんね。
ネットで予約して訪店。メーカーによってベースのスーツの型が違うのが面白いですね。「こんなに肩出さなくてもいいと思います」とか「ノータックならもう少し細身でも」とか。そして2ボタンならセンターベンツなんだと思ってましたがサイドベンツご推奨とのこと。裾はフォーマル度が高い場合はシングルだそうです。へぇ~。
色々オプションを打診されますが、初回なので素の実力を知りたいですよね。どノーマルです。
ひとしきり終える。10日後に仕上がり。ハナビシさんと違って、店舗受け取りでも送料1,650円が加算されました。む~。
30,000円~なのですが、30,000円の生地は2種。もうひと越えですね。2着で48,000円というのもありました。48,000円用の生地もそんなにないのかもね。
出来栄えは、最近(といっても5年前)のハナビシさんよりはやっぱりいいかな。行き始めた頃より、糸のほつれとか粗が少々目立ってまして。型紙の違いか、脇の絞りはこちらの方が入ってるかな。
登録してすぐ、クーポンやらなにやらしょっちゅう来ています。2度目以降はオンラインでの注文も可能です。そういうのはいいサービスですね。
次、作ろうかって時、どうしようかな。他を試してみようかな。こちらでつくるなら、オプションのステッチくらい入れようかな。
ルクア1100店にて。