少し前のことだが、売れている新書『未来の年表』を読んだ。
「静かな有事」の内情をこれでもか!と突きつけてくれ暗澹たる気持ちでページを繰る手が止まりがちな本だった。
少子高齢化は長年言われているし、人手不足問題も昨今喧伝されているのでそこに新鮮味はない。
しいて言えば、人手不足で社会インフラまずいな、というのは掘り下げて考えられた点。
「今までそういう観点で人口減少考えてなかったな〜」というのは競技人口。東京オリンピックをピークに、メダリスト減っていくのかも…
インドとか中国とか人口の多い国の独壇場になる?
ここ何年かで、メジャーな競技からマイナー競技に選手をスイッチさせるマッチングみたいなことをやっているけど、だんだんそれどころじゃなくなってくるのかもしれない。
思えば夏も冬もいろんな競技に日本は選手を送り込み、サッカーのワールドカップは予選突破して当然みたいになってる。高校野球人気は未だ健在でこのピラミッドの底辺には何人の高校生がいるのだろうと思ってしまう。
でも、それも既に縮小が始まっているんだよね…
少人口の国がとっているように、ビジネス同様、競技にも選択と集中が必要になってくるのか。なんだか寂しい。