遅ればせながら、先日「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきた。
「別にクイーンファンじゃないしなぁ、でも評判いいしなぁ」と話半分で観に行ったのだがとても良かった。
なにがいいって主役のラミ・マレックがとてもいい。そして最初は異性と結婚し、途中で自分のセクシュアリティに悩む姿も。
フレディのエイズ発覚は史実ではライブ・エイドの後だということだが、大筋では映画の展開どおりなのだろう。サクセスストーリーを描いた映画の型にもハマって好相性。
メンバーとの出会い、成功、印税も含む確執、バンド休止、和解、そしてエイズ発覚。ドラマティックだ。クイーンをアルバムで聴いたことはないのだが、メンバー同士のアイディアの出し合い、フレディ待ちで生まれた"We will rock you"、最初はこけた"Bohemian Rhapsody"、一見「フレディとその仲間たち」に見えて全くそうでないところが魅力なのだな。いまさらながらクイーン聴いてみたくなった。
それにしても、男同士のキスを大画面で2度も見せられるのはちょっと…(「ブローバック・マウンテン」の方が強いようだが)
オールバック前のフレディがむしろミック・ジャガーに見えるのはご愛嬌か。
あと、ブライアン・メイ役がそっくりすぎる(笑)
フレディがなくなった日(?)、英語の教師が悲しんでたなぁ。 9.0/10