誰しもだまされたくはないですよね。だまされたくないのに「だまされたと思って」というフレーズはないんじゃないですかね。
若い頃、母親などに「だまされたと思って~」などと言われようものなら食い気味に「だまされたくないからやらない」と拒んでました。家族以外ならまあそこまで先鋭化はしないものの、「考えときます」とか「じゃあ機会があったら」とか。
「だまされたと思って」と言われてモヤモヤしたままやってみて、意外に良かったとしてもあんまり素直に良かったとも言えない。
「わっ、だまされたと思ってやってみたけどいいね!」などと前言を翻せるのは『美味しんぼ』の登場人物くらいだ。食い物で諍いが解消されるなら戦争なんか起きない。
話がずれた(笑)。「だまされたと思って」に引っかかるので、半信半疑でやってみた結果意外に良かったとしても良い評価がしづらい。ゼロベースでやってみた評価より、マイナスからのスタートゆえ、高評価しづらいんですよね。
「だまされたと思って」って、もっと前向きに言い換えられないですかね。「俺(私)を信じて!」とか。でも”Trust me”ってアメリカの大統領に言ったにもかかわらず基地問題全然解消しないでやめちゃった首相がいたからこれもネガティブワードか(笑)。
それまでは「寒い夜だから」でも使われるポジティブワードだったのにな(古)
なんかいい言い回し求む。