なんてことのない日々

つれづれなるままに、思ったことを書きましょうかね。

【雑記】"salad"はいかにして”サラダ”になったか

 お題にあることの変遷を丹念に調べてるわけではないです。

 漱石は全作読破しようと今半分くらいでしょうか(次、『道草』)。

 芥川は20年位前に一応全作読了(全集とかではないので漏れはあるでしょう)。

 太宰は2,3作。

 そんな感じで文豪の作品を食い散らかしている状況なのですが、冒頭の"salad"を漱石は”サラド”と表記していた。子音で終わるせいなのですが、どっちかっていうとサラドのほうが"salad"感があるな、でも長年サラダに親しんでいるので”サラド”ではサラダ感ないな、などと思います。

 皆さんの憩いの場、ノマドワーカーにとっては必須、業態も多様化しているカフェも文豪たちによって、キャフェ、キャフェー、カッフェ、カッフェーであり、明治~昭和初期の作品で”カフェ”というのは見かけた気がしないですね。新仮名遣いに際してガイドラインでも出たのだろうか。そういえば「ダイヤモンドは綴りからいくとダイアモンドが正しいが、広く流布しているのでダイヤモンドでいく」みたいな通達があったと平成に入って新聞か何かで読んだ記憶がうっすらとありますな。

 こんなことをまとめて考えるきっかけになったのは谷崎純一郎の『細雪』を最近読んでです。ブルゴーニュのことを当時は英名の「バーガンティ」と言っていたのですねえ。今はバーガンディと言ったらワインレッドを指すファッション用語のようです。気が利いてますね。

 谷崎の表記では”タキシー”が何度も出てくるせいもあって引っかかりました。「戦前(戦中)はタキシーが主流だったのかな、ROXYみたいだな(笑)、そういえば~XYが多いのに、タクシーはTAXIだな、なぜ?」と思い軽く調べてみたら料金メーター(taximeter)を搭載したcabのことで、”taxo”(評価する)というラテン語由来説・同じくラテン語の”taxare”から"taximeter"(税金を計算する)というフランス語に転じ・英語が借用した説のざっと2つのようです。

タクシー 語源 - Google 検索

 サラダよりはタクシーの話になりましたな。浅い考察でした。

 あまりにも浅すぎると自省し、文化庁の内閣訓令にたどり着きました。

www.bunka.go.jp

・サラダボウルはありましたがサラダはないので、既にサラダが主流だったのでしょうね。
・タクシーはありましたのでタキシー派もいたのでしょう。
・ダイヤモンド、載ってました。
・カフェ載ってないですね。すでに喫茶店かホールに移行していたのか?

そんな感じです。