日本経済新聞の土曜日は書評欄が載っていて、楽しみにしているのだけれど、その一ページ前・【詩歌・教養】欄で3月から掲載されているのが佐藤賢一さんのコラム「王の綽名」。
「太陽王」ルイ14世や「獅子王」ウィリアム1世くらいなら小生も知っているくらい有名だけど、「禿頭王」だの「美髪王」だの「合羽王」だのと、微細を穿っていて面白い。
以前、「Bluetoothって由来なに?」とググったら、どうも北欧の王からとったようだということを記憶していたが、4/16版、デンマーク王「青歯王」として図らずも登場。青歯=虫歯とはね!
マニアックで興味深いこのコラム、土曜版の楽しみが一つ増えた次第です。
直木賞受賞作『王妃の離婚』を楽しく読ませていただきましたが、こんなに中世に造詣の深い佐藤賢一さんっていったい何者なのだろう…