なんてことのない日々

つれづれなるままに、思ったことを書きましょうかね。凝った構成はやりません。インデックスとか。そんな時間はかけたくないので。ほぼプレーンテキストでやっとります。

【映画】「ミスター・ガラス」鑑賞(家で)

 ちょっと間空いてしまいましたが、ブルース・ウィリス引退という寂しいニュースもあり、遂に「アンブレイカブル」三部作の最終作を鑑賞しました。
www.youtube.com

 前作「スプリット」の終盤で”ビースト”と化したケヴィンと”アンブレイカブル”デイビッドの対決は意外と早くあります。怪獣映画ならクライマックスでやるやつだよ!?
 ”ビースト”状態のケヴィンと互角にたたかうデイビッド。その2人を、マークしていた警察が包囲しあっさり収容。あれ?
 精神病棟に収容され、「自分はヒーローだと思っている患者」を診ているというドクターと面談していく。そこには”ミスター・ガラス”イライジャも収容されており、ある日3人は同席してカウンセリングを受ける…
 3人を妄想と分からせようとするドクター、ビーストとデイヴィッドを公衆の面前で戦わせようとするイライジャ、人格同士が衝突するケヴィン、イライジャとケヴィンが脱走しやむなく追いかけるデイヴィッド。
 その夜オープンするオーサカタワーでのバトルになる、と見せかけてそういうマーベル的展開にはならず施設の前で2人は戦い、別人格になってビーストではなくなったところ狙撃されケヴィンは死亡。デイヴィッドは弱点(!)の水中での戦いで消耗した後殺されてしまう。ドクターは善悪問わず超人を排除する組織のメンバーだった。
 「善でも悪でもどちらかが勝れば反対側によりエスカレートする」。なるほど。バットマンとかまさにそういう世界ですわね。
 19年前の列車事故でデイヴィッドが生き残り、ケヴィンの父は事故死。イライジャが起こした事故が2人の「ヒーロー」を生み出したことに怒ったケヴィンによりイライジャは致命傷を負う。収容所で3人が死亡したことでかれらの人知を超えた能力を闇に葬ったつもりだったが、3人の”遺族”たちが施設での動画を公開、動画を見た多くの者が集合する…という「スター・ウォーズ」のエピソード8のラストみたいな展開になりました。「アンブレイカブル」の時の「ポカーン」→あとからじわじわくるほどのインパクトはありませんでしたが、「コミックなどにあるできごとは実際にあったこと・能力の延長上」という概念をさらに進展させて、そういう力の存在を排除(穏便な方法から強硬な方法まで)する勢力の存在がでてきたところが面白かったな。
 お父さんに協力する息子(「アンブレイカブル」では当然幼い)の存在はすっかり忘れていたな。また「アンブレイカブル」が観たくなった。7.5/10
 奇しくもサミュエル・L・ジャクソン2連発