なんてことのない日々

つれづれなるままに、思ったことを書きましょうかね。凝った構成はやりません。インデックスとか。そんな時間はかけたくないので。ほぼプレーンテキストでやっとります。

【映画】「スプリット」鑑賞(家で)

 2019年のこと。M・ナイト・シャマラン監督の新作が封切りされて、観に行こうとしたら、あの「アンブレイカブル」の続編だと知り、さらに知らぬ間にもう1作続編が撮られていたことが分かったので、観に行くのをやめた。

 2019年の作品が「ミスター・ガラス」であり、その前の作品が「スプリット」。

 DID(解離性同一性障害)患者・ケヴィンとそのケヴィンに誘拐される女子高生3人、主治医の精神科医が登場人物のほとんど。

 多重人格者は精神年齢、性別、性格、筆跡だけでなく、糖尿病といった疾患やアレルギー、体つき、などがパーソナリティごとに変わることをモチーフにしたスリラー。
 ケヴィンは幼年期に受けていた虐待から23のパーソナリティを持つ。一部のパーソナリティが信じている24人目の人格に、生贄を捧げることでさらなる高みへ行けるとして誘拐した女子高生を、特定の期日に食うために監禁、果たして…

 骨折を何度もして歩けなくなった「ミスター・ガラス」が、対極の性質を持つ者がいるはずだと確信して列車事故を引き起こした「アンブレイカブル」に比べると、24人目の「人格」の能力は現実離れしているが、それでも、信じることにより脳の未使用部分を活発化させて超人的な能力を身に着けたという解釈に寄れば(マーベル等の)SF映画ほどの現実からの乖離ではなかろう。
 「アンブレイカブル」を観た直後はその結末に「ポカーン」状態だったが、古今東西の英雄譚・ヒーローものの源泉は、実在のダンのような”アンブレイカブル”ではないのかという主題、ダンが特別な攻撃能力を持たずに戦うさまに徐々に引き込まれていった自分としてはまあまあ。『ビリー・ミリガン』なども読んでいたし。

 3作目「ミスター・ガラス」が楽しみになった次第。

 「アンブレイカブル」ほどのインパクト/余韻はなかったので、6.5/10。


【追記】

そういえばオイラ

・ここ15年くらい、二日酔い以外の体調不良がない。

・小学校の時の虫垂炎以降、入院したことない

・骨折したことない

・40代後半だが、インフルエンザ罹患したことない

・両眼1.2~1.5

・肩こらない


けっこうアンブレイカブルな気がする。フード被ってパトロールしよっかなw