2週くらい前に「グリーンブック」を鑑賞した。
アカデミー賞受賞作ということで鑑賞したが、期待以上に楽しめた。
ハイソな黒人音楽家と底辺出身の白人の掛け合いが面白い。
一流音楽家の控え室が倉庫だったり、トイレが屋外の掘っ立て小屋だったり、'60年代に入っても南部を中心に人種差別が根強かったことを強く印象付ける。ドクター・シャーリーの出現が奇跡に思える。
「演奏のときはゲストとして迎えられるが、終わって待ちに戻ればただの黒人だ」というドクター・シャーリーのセリフが強烈。
主人公の一人、トニー・リップ役は”アラゴルン”ヴィゴ・モーテンセンか!エンドロール見るまで全く気づかなかった。
アカデミー賞受賞作を必ず観に行っているわけではないが、これは観て良かった。9.0/10