今日は天気が回復したので、練馬区立美術館「芳年展」を鑑賞してきました。
「最後の浮世絵画家」ということで、展が開かれるまでまったく知らなかった画家ですが、鮮やかな色彩に惹かれ観に行きました。
大満足。いつもふらっと入って1時間前後で出てくるのが私の観覧スタイルなのですが、2時間弱も滞在していたのかな?足が止まるほどの混雑ではなかったことを考えるとものすごくじっくり観られたということになります。
目録を見るとナンバーは263まで。納得。なんとなく北斎とかはお茶漬けのカードを含め、見慣れているけれど、芳年作品はグラデーションが美しいなと感じました。
また、折れた刀の刃が宙を舞っていたり、頭の直前に鏃が迫っていたりとコミック・劇画の要素が強いとも。
剣戟などのシーンを切り取った作品が多く、それが印象に残りました。オノマトペが入っていたら本と漫画だわ。
錦絵も奥深い。これを何十回も摺って色出してるんだよなぁ。すごいなぁ。