この前の親善試合、ブラジル戦の日本の戦いぶりが話題になっていますね。韓国が5失点とはいえ1点取ったのに日本はなんだ、とかゴールを目指していないからあれだけの布陣のブラジルを相手に無意味な試合をしたとか。この強度の相手に守備からビルドアップするまたとないチャンスを逃したとかとか。攻撃陣は評価に値しないが守備はある程度機能していた、いやファウルだらけで主審のジャッジが疑問だ、とかとか。
試合観ていないので何とも言えないけれど、「ワールドカップ本番を控えたテストマッチ」と考えたら少なくとも無意味ってことはないんじゃないでしょうかね。グループステージでドイツとスペインとやる以上、試合開始から(あるいは早い段階から)「負けない試合運びをする」というオプションを森保監督は試したかったのかも。あるいは両方とも引き分け狙いとか。ロシア大会のポーランド戦でビハインドから負けを選ぶ選択をした日本ですからあながちないとは言えないですね。
引き分け作戦、最初から引き分けるという選択をするのであれば選手のローテーションもうまくいくというメリットもあるかもしれません。メキシコ大会以来最もメダルに近そうだった東京組も、結局久保・堂安・遠藤・吉田といった主力を休ませることができず結局ベスト4でした。ロシア大会のベスト8入りはポーランド戦の影響もあったのですかね、あと少しでした。
親善試合とはいえ、ブラジル相手にあそこまでできたということは、可能性ありますな。ドイツは高さもあるのでパワープレーしかけられると厳しいだろうけど…
アジアの予選で日本がやられていることを世界の強豪にやったら、という視点でみると面白くもありますなぁ。いやしくもワールドカップに出るような国にあそこまで自陣に引かれればいっかなブラジルでも得点は難しい、と。
さてさて本戦、どうなりますか。地上波・衛星放送ではあまり観られないのが淋しいですなぁ